■ カステルヴェッキオ美術館
近頃、改修・更新という分野に、積極的に関わっている。
社会的にも、真面目に付き合って行くべき課題だからである。
そこで、個人的に
「既存改修の傑作」と思っている建築をご紹介。
イタリア ヴェローナにある
カルロ・スカルパにより古城を改修した美術館
カステルヴェッキオ美術館
古い物・古い文化を残しつつ
新しい空間に仕立て上げられている。
既存の残し方
既存と新規の合わせ方
曲線の開口部に
直線で構成される扉をはめ込んでみたり、
しかも、はみ出ていたり、小さかったり。
その絶妙なバランス感覚と発想に刺激を受ける。
中世から続くヨーロッパの建築様式に、
「和」的要素を融合させた、
完成度の高いデザインとして
頭に刻み込まれている。
既存として残したくなるような
質の高い建物を増やしていきたい。
我々の文化とは何なのか、
今一度考える切っ掛けを与えてくれる。
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