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2006.10.01

■ 風土と現代のはざまで <その1>

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皆さんは、このような民家が今現在も普通に残っている地域があることをご存じでしょうか。特に保存地区とかではありません。

地方、特に山間部で農業を営む地域では、今でも写真にあるような民家が残っています。いわゆる農家です。私の知る具体的な地域は、千葉県中部の長生郡長南町・睦沢町・長柄町などですが、千葉県に限らず全国の山間部に存在するのだと考えられます。

背後の山々と、前方に広がる水田の稲穂、民家の緩やかな曲線を描く屋根が一体となった風景は、それはそれは美しい風景です。
しかし、これらの建築も老朽化し、修繕しなくてはならない時期を迎えているのですが、当時のように皆で助け合って家を建てたり、補修したりするシステムが無くなっているために、どんどんサイディングなどの工業生産された住宅に取って代わっています。

私は、「現代建築」という曖昧な分野で建築を設計していますが、これらの現実もまた「現代」に違いないのです。「現代建築」は新しい技術・建材・モダンさを追求することのみを指すのではなく、「現代」に起こっている様々な要望に、現代の知恵や思想をもって解決していくのが「現代建築」なのだと考えています。

→<その2>へ続く



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