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2006.10.02

■ 風土と現代のはざまで <その3>

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風土と現代のはざまで <その2> の続き

先に述べたような地域で、実際に増えつつ有る住宅はこんな感じです。

※写真1. 田畑に唐突に立ち現れる民家。ちょっと違和感有ります。。。
※写真2. 戸数のわりに削りすぎでは。。。

このような状態は、どちらかというと新規に建つ物件に多く見られます。
売る方は、この地域の景観はほとんど考慮していないのが現状です。住まわれる方々も、この地域にどれだけ美しいたたずまいが有ったかは知らない方も多いのではないでしょうか。

これらの原因は、建売業者などの景観への配慮の無さに有ります。
また、これらの開発を抑制するために、地域が中心になって整備していく必要があるのではないでしょうか。

人口の流出を防ぎたい、どんどん新しい入居者が入ってきて欲しい、という地域の現状もありますが、これではかつて美しい風景が有った地域でも、全国全く同じ住宅街が広がっていくことになるのです。ゾッとしませんか?
美しい景観を整備し、地域のオリジナリティを高めることで新しい入居者を迎え、人口の流出を防ぐ方法を選択すべきなのだと思います。

また、不思議なことに、これらの地域に住む方々は、自分たちの伝統的民家に対して余り誇りを持てないのが現状のようなのです。
お嫁さんを迎え入れる農家も、新しく敷地内に建てる夫婦の住まいを、敢えて母屋とは全く違うこれらの洋風の建物にしてしまうことも少なくないようなのです。

現在住んでいる方々も、故郷に自信を持って、美意識を持ち続けていって欲しいと思います。



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