■ 絵になる街並みと人々
私が初めてヨーロッパを旅する前は、
ヨーロッパの人々が、現代の服装をして、中世から続く石造りの建築物の中を利用しているイメージを描くことがなかなかできませんでした。
本当なのか?どのように?どんなふうに?といった感じです。
日本では、戦争や大地震による火災を経て、基本的には、建築はほとんど、現代的なものです。現代の素材からつくられた建築を、現代人が利用している。
それが当たり前のことだと思っていたのです。
ところが、行ってみるとそれは本当でした。
古い石造りの建築が立ち並ぶ街を、現代人が現代の服装をして歩いている。
そして違和感なく調和している。
日本でこれが有り得るとしたら、日本全国京都のような街並みや城下町を、現代人が、着物ではなく、カラフルな洋服を着て歩いて、ショッピングしている状態。
その風景にマクドナルドが紛れ込んでいる状態です。
は〜、なるほど、こんな感じなのかと、納得したものでした。
写真は、まず最初に訪れた場所。フランスはパリのノートルダム寺院の近くの広場で、地下鉄の出口の階段を出て最初に目に入ってきた建物です。なるほど!!!です。
そういう意味で、印象に残る一枚の写真です。絵になってます。
全てが絵になる、と言ってもいいかもしれません。
そこが現代の日本の建築事情と違うところの一つでもあります。
このことをきっかけに何を考えたら良いのでしょう、皆さんも考えてみて下さい。
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Kazuro Otsubo Architects 大坪和朗建築設計事務所
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