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2007.02.21

■ 心の奥底に触れる建築

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建築は人間が求める物の象徴でもあります。
人間が求める物の奥深くに関わるものです。
人間の根元的な部分に触れる建築がつくれればと、いつも考えています。
なかなか難しいですが、そんなことができたら最高ですよね。

ヨーロッパを旅している間ずっと考えていたことは、
日本の空間と西洋の空間の違い、
日本の文化と西洋の文化の違いです。

教会に入ると、否応なしに気分が高揚します。その圧倒的な空間に魅了されるのです。
賛美歌が聞こえてこようものなら、鳥肌が立って、体全身が感動に包まれます。
この圧倒的な空間は、自分の上にある(かもしれない)、「大きな何か」を感じさせずにはいられません。
私のように特に信じるものを持たない人間でもその可能性を考えてしまいます。

教会を後にする度毎に、日本にこういう感覚を起こさせる建物が有っただろうか、なぜ日本には無いのだろうか、と思ったものでした。なんでだろう。。。。。
日本にも勿論圧倒的な空間というのは有りますが、圧倒する加減が違うような気がしたのです。

その理由としてよく言われるのは、
「西洋の建築の空間は、立体的で、絶対的な中心が設けられる。」
「日本の建築の空間は、どちらかというと平面的で、絵巻物のように展開する。」
ということです。
これらのことは、信仰に基づくといわれ、信仰はそれが生まれた風土や環境や文化に基づくと言われています。
風土のや自然環境の違いから来る、信仰や人々が求める空間については、いろいろと本が出ていますので、皆さんも読んでみて下さいね。

※写真はフランスはパリ、ノートルダム大聖堂。最初に訪れた教会なので、空間に圧倒され、上ばかり見ていました。

 

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