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2008.07.13

■ 温故知新

私達が見て、学んで、感動してきた古くて良い物を、
皆さんと共有するにはどうしたらよいか、しばらく考えていた。
ブログには、とかく新しい情報が載ることが多いようなのだが。

そこで、「温故知新」というカテゴリーを設けた。

古い物から学ぶ美しさは、必ず新しい物のベースになる。
人間の求める物は、時代を経ても、奥深くではそれほど変わらないはずである。
感じるのは人なのだから。

長い時間を経てできあがった物には
それに耐えうる、カタチや質感や機能をそなえている。
そして人々は、それらに愛着を持ち、誇りを持っている。
誇りは持っていなくても、心のどこかに引っかかっている(はずだ)。

新しい物にも勿論良い物は有る。
しかし、新しければ何でもよいと言うことでもない。
時間の蓄積によってリファインされてきた物の完成度は高い。
新しいことを考えるときも、古い物の持つ完成度は見習いたい。

そんな、時間を経た物だけが醸し出す美しさを取り上げてみる。
(たまには、それほどでも無い物も登場するかもしれませんが)



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