■ 端正な醤油工場
千葉県野田市某醤油工場
屋根は一部セメント系の波板になっているが、
全体の意匠にさほど影響は無い。端正な出で立ちだ。
全体を統一するのは黒い板壁。
詳しい機能は分からないけれど、
かんぬき状の物が連続し、アクセントとなっている。
長年の知恵から生まれる機能的な装置が、
デザインとしてさりげなく納まっている様を見るのは楽しい。
瓦の上には植物が少し茂っていた。
年季の入った瓦屋根と、いつの間にやら生活を始めた可愛らしい植物。
人間の知恵と時間の流れが織りなす風景ではないか。
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