■ 建築「絶景」事務所?
「大坪さんは何が得意ですか?」という質問には、
「絶景です」と、答えるようにしています。(冗談です)
・・・それはさておきまして、
建築の設計をやっていますと、時々、こう尋ねられます。
「大坪さんはどんな建物が得意ですか?」
最初のころは、私はこう答えていました。
「住宅をはじめとして、何でも設計しますよ」
しかし、尋ねた相手はどうもシックリ来ていない様子。
こう尋ねられた場合、「住宅です」「店舗です」「ビルです」
という答えを本当は期待している可能性があります。
またあるいは、デザインの特徴を尋ねられているのかもしれません。
しかし、こちらとしては、実は一言で表現するのは難しい。
実際に、大抵のものは設計出来るよう、実務を積んでいますし、
デザインについても、ケースバイケースで幅があるからです。
施主の要望、敷地の状況、周囲の環境によって変わってくるでしょう。
私達の得意分野は、
特定の分野の建築タイプではなく、
「空間」とでもいえるような、範囲の広いものです。
「空間」は内部空間でもあり、外部空間でもあります。
外部空間とは、「建物の外観」「複数の建物の連なり」「街並み」
さらには「景観」「風景」とも言えるほど、広がりを持っています。
ですから、
「大坪さんは何が得意ですか?」という質問には、
「空間の設計」あるいは「風景の設計」という言葉が、しっくりします。
しかし、どうも一般の方には分かりづらい可能性があり、
インパクトがもう少し欲しいところです。
そんなとき、
スギダラというダジャレの天才集団が、
私達の目指す設計を、うまいこと表現してくれたわけなのです。
「大坪さん、「絶景」事務所がいいよ!!」
「あ! それいいですね!」
というわけなのです。
「絶景」これは、まさに(少し大袈裟に)言い当てています。
しかも、イメージがドンドン広がります。
もう、何でも設計出来そう。地平線の彼方まで(笑)。
そう、私達は
内部空間・外部空間に限らず、
「絶景!」を「設計」しているわけなのです。
それくらい、守備範囲は広くありたいと思っています。
■関連する記事:「建築は風景を創り出す仕事」
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Kazuro Otsubo Architects 大坪和朗建築設計事務所
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