« 2010年9月 | トップページ | 2010年11月 »

2010年10月

2010.10.29

■ 視覚的に繋がる空間 - 2

空間を豊かにするため、
また、様々な使用形態が楽しめる空間とするため、
温熱環境を区切りながら、
視覚的に繋がるよう様々な工夫をします。

特に、居室が集まる階は、単に廊下で繋いだ居室群とならないよう、
様々な工夫を凝らし、抜けの良い空間を作ります。

Yk004re_430

北側奥の居室の壁収納は鏡貼りとして、部屋の広さを強調
正面には、ライトコートが見え、光と緑を取り入れる
右手の階段ホールへと繋がる一間幅の大間口は、採光を補う
横の繋がりを強調する家具形状

Yk005re_430

磨りガラスを仕込んだ、幅1.6mの格子戸全開可能
階段室と一体となり、一つの空間として認識される。

Yk001red_640

階段ホールの先に延びるバルコニー
フローリングと同じ色のデッキが張られ、内部空間と繋がる

Yk027re_640
 
奥の右手には、吹き抜けロフト付きの居室。
階段ホールへの扉全開可能で、一体的使用が可能
 
写真中央の4枚の扉が引き込まれている位置の裏には、
実は第2のロフトへの階段が納められている。

Yk012re_640
 
ロフトへの吹き抜けを持つ居室。
居室・書斎・第2のリビングとして、様々な利用が想定される。
左手には木デッキのバルコニー。
水平・垂直方向に、広がりを持つ一体的空間

Yk023re_430

差し込む光の面白さ。

Yk006red_640

階段ホールから鏡貼りの居室を振り返る。奥行きが2倍
いや、風景と繋がることで2倍以上の広がり
右手の直線壁には、水廻りへと繋がる引き戸が見えている。

Yk009red_640

写真を撮るのも一苦労。
タイマー設定で一時待避。
三脚はご愛敬。

Yk049re_430

そして1Fへの階段ヘ。

お疲れ様でした。



●●● ←Click here please. Thank You !


▲このページのTOPへ戻る ____________________________________________________________________________________________________________________________ Kazuro Otsubo Architects  大坪和朗建築設計事務所
copyright(C) Kazuro Otsubo Architects All rights reserved.


| | コメント (0)

2010.10.28

■ 建築家と共に家を建てるメリット-1

今まで、お客様とメール等でやり取りした物の中から、
FAQとして、まとめてみました。

新築・リフォーム・建て替えを考えている方へ
「建築家設計事務所とハウスメーカーとの違い」
について、詳しくご説明します。


●設計事務所の、設計に対する姿勢、こだわり。

建築家は、お客様の夢を実現するため、
他にないプラン・デザイン・空間を実現するためにあらゆる手を尽くします。
そのために、独立して設計事務所を開いているようなものです。
「良い(デザインの)建築を提供し、個人様や社会に寄与したい」
という気持ちを原動力に日々頑張っています。

先ずここが、大きな違いです。

通常、大きな企業は、製品管理の目的で、
システム化・マニュアル化が必要とされますが、
しかし、それではできないことが有ります。
そこを行っているのが私達の仕事なのです。

私達は、効率化・合理化のために
建物に制限を加えることはありません。

重要なのは、良い建築かどうか、
依頼者の期待に応えているかどうかです。


●設計事務所が、施主と工務店の間に立つ、構造上の特徴。

施工する工務店と施主の間に入って
お客様と詳細に検討したデザインを、
細部に渡って建物に反映させることが出来ます。
既製品/オーダー品を上手く使い分けてコントロールします。
また、「世の中に無い物は作る」という姿勢で取り組んでいます

設計という仕事は、工事が始まってからの仕事も、
設計同様にパワーを要する仕事です。

「図面通りに作ってもらう」
この作業はとても時間とエネルギーを要する仕事
なのです。
ですから、この仕事を、お客様と工務店との間に立って
細かく指示する建築家が居るのと居ないのとでは、
実は大きな違いが有るのです。


●設計事務所は、小回りがきく。

ハウスメーカーは、色々な意味で、システム化されています。
それは、良い面でも有り、融通の利かない面も持ち合わせています。

ですが、そのシステムの上では、こだわりの住宅を実現することは、
こだわりの度合いにもよりますが、
なかなか難しいことも、現実として有りますので、
それらを天秤に掛けてご検討して頂ければと思います。
例としては、以下のようなことが発生します。

ハウスメーカーの特徴:

既製品から選択することが基本で、
 それ以外のことをやろうとすると、割高になったり、
 シリーズ化された既製品の中からの選択をするよう
 誘導されることも有ります。

・メーカーの既製品・既製建材の範囲でこだわることはできますが、
 空間にジャストフィットした拘りまではカバーできない
 と言っても良いでしょう

 つまり、スッキリとしたデザインにはなりにくいのです。
 (空間に合わせたスッキリとした納まりは、
  システム化・マニュアル化・工事監理が難しいからです)
 また、空間を自由自在に変化させることはできません。
 (様々な部材がユニット化されているからです)


●建築家との打合せはパワーが必要?

いろいろな取り組み方が有ります。
基本的にお任せ頂ければ、最善の状態でご提案させて頂きますので、打合せの労力もそれほど必要無いと思います。
お客様の方で細かくこだわりたい場合は、トコトンお付き合い致します。
後者の場合、ハウスメーカーと比べると打合せの回数は多いと思います。
ですが、その分楽しんで頂けると思います。


●オーダーは高い?

既製品というのは、付加価値を提供するために、
お客様によっては必要の無い機能までもが付いていて、
その分高かったり、シンプルなデザインが少なかったり、
ちょうど良い物がナカナカ無かったりします。
「もっとシンプルで格好良い物にしたいのに!」と言う時が多々有ります。
建築家の存在価値は、そんな所も大きいです。
価値観は人によって様々です。「デザイン重視な場所」「素材感重視の場所」「シンプルで良い場所」「しっかり機能を持たせたい場所」のメリハリ・バランスをしっかり実現していきます。
そう言った意味で、オーダーは決して「高い」とは言い切れないのです。
その工夫に、私達設計事務所の存在意義が有ります。


●少々設計期間が長い?

メリットと引き替えに、比較的時間はかかります。
しかし、良い建築・良いデザインを生み出すには、
人知れず時間がかったり致します。
お客様にとっても、自由な設計の中で、
優先順位を決めるのは、時間が必要とも思います。
後悔しない家造りのためには、
時間をかけた設計期間は、双方にとって、
ある程度必要な要素と考えています。


●設計料は高い?

建築家に頼むと、設計料が丸々「余計に」かかるでしょうか?
ハウスメーカーの場合は設計料が、工事費見積の中に含まれています。
他の項目に分散されている場合も有ります。
設計料とは、時間と労力です。そこに必要な人件費は、
建築設計事務所とハウスメーカーに違いは有りません
ので、
どちらにも設計料が発生しているのです。
それを工事費に含めるか、そうでないかの違いです。
また、最大の違いは、設計にかけるエネルギー・デザインのクオリティです。

このことと、先に述べた様々なことを総合して、
丸々設計料分高くなるかどうかというと、そうでは無いと言えます。
存在価値は十分に感じて頂けると思います。



▼その他の違い、ご参考として。


■工事費決定の時期

工事費決定の時期は、ハウスメーカーと建築事務所では異なります
ハウスメーカーは設計・施工が同一社内で行われるので、
プランと同時に早い段階で仕様を決め、見積が出て来て、
その「金額と仕様に対して」契約となり、スタートします。
ですので、施主様にとっては、「金額に対する仕様」がどのようなものかを確認する必要が、早い段階で出てきます。
「早期に全てを決めて、短期間で工事を完成させる。」のが、ハウスメーカーの特徴・サービスと言えます。

設計事務所の場合は、ご予算に合わせて仕様やデザインは最後まで調整します。
ですから「設計・設計監理行為に対して」契約を行って頂くことになります。
設計がスタートする「設計契約」の段階で仕様を細かく確認する必要はそれほど有りません。
仕様は、設計の段階で、施主の夢を叶えるために、あらゆる調整をしていきます。
設計が一通り終了し、工務店との「工事契約」をする段階で、仕様などの全てが決定します。
ですので、工事費決定の流れは以下のようになります。

・1. 基本プランを元に概算で工事費を仮定します。
・2. 仮定した工事費のパーセンテージで設計料を算出し、私共設計事務所とは
   「設計・設計監理行為に対して」契約を行って頂くことになります。
・3. 設計を開始し、お客様と詰めた図面を元に、
   3社程度の工務店に見積をお願いします。
・4. 工務店を決定し、最終的な工事費を決定します。
・5. 工事終了後、工事費の増減に合わせて、
   設計料も増減させて最終調整をします。


■設計と施工が分離

設計は設計事務所、施工は工務店が行います。
(施工中も設計事務所は設計管理を行います)
これは、面倒にも感じらられる方も居られるのかもしれませんが、
私達の世界では、これが普通で「依頼主 + 設計事務所 + 工務店」
この三者の関係には大切な意味があるのです。
工務店の工事をチェックする機能として、大きな役割を果たします

後々建物のメンテナンスを行っていく工務店の選定は重要なポイントですが、
優良な工務店を選べば、メンテナンスについても安心です。
優良な程よい工務店を、私達と一緒に探していきましょう。

以上、まだまだ有るのですが、
第一弾はひとまずここで終了です。



●●● ←Click here please. Thank You !


▲このページのTOPへ戻る ____________________________________________________________________________________________________________________________ Kazuro Otsubo Architects  大坪和朗建築設計事務所
copyright(C) Kazuro Otsubo Architects All rights reserved.

| | コメント (0)

2010.10.25

■ オープンリビング - 2

Yk033red_640

屋外テラスへと繋がるLDK。
天井の木板貼り・床のタイル貼りも屋外まで繋がって行きます。

当時はまだ屋外テラスが若干工事中のため、一旦内部を撮影。
どんな風にテラスへと続いていくのかは、また次回。

Yk048red

リビングと視覚的に繋がる玄関ホール。
2階へと続いていく階段。

リビングの空間の中に玄関と階段が加わることにより、
広がりと、デザイン的要素を加えて空間を盛り上げています。

テラスに近い、窓際の階段下には作りつけのドッグケージ。
鉄格子扉が取り付きます。

Yk036red

ダイニング、キッチン、パントリーへと続きます。
キッチンの右の開口部がパントリー入り口。
その奥にはライトコートの樹木が見えています。

Yk039re_430_4



●●● ←Click here please. Thank You !


▲このページのTOPへ戻る ____________________________________________________________________________________________________________________________ Kazuro Otsubo Architects  大坪和朗建築設計事務所
copyright(C) Kazuro Otsubo Architects All rights reserved.


| | コメント (0)

2010.10.23

■ 人と自然と人工物のある風景

Img_9450re_2

人と自然と人工物のある風景

なぜこのような風景に惹かれるのだろうか、と考えてみる。

人工物は、人の希望や願望が実現されている姿なのだと、私は思う。
自然に向かい合い、その中にダイブする気持ちを、
それらは、軽々しくやってのける。

そこに憧れるのだろう。

そして、その風景の中にいる誰かに、
知らず知らず、自分を重ね合わせている。

そういうことなのだ。きっと。



●●● ←Click here please. Thank You !


▲このページのTOPへ戻る ____________________________________________________________________________________________________________________________ Kazuro Otsubo Architects  大坪和朗建築設計事務所
copyright(C) Kazuro Otsubo Architects All rights reserved.


| | コメント (0)

2010.10.17

■ ライトコートの見える浴室

Yk052re_430_2

2F階段ホールから、洗面室への入り口

Yk015re_430_2

洗濯物干しスペースから、洗面・浴室を経てライトコートへと繋がる
左側の壁一面にベージュのタイルが貼られ、一直線に続いていく
左手に見えるドアが、洗面室への入り口

Img_9209re_640

洗面室から、浴室を経てライトコートへと繋がる

Img_9177re_640_2

2F浴室からライトコートを見る
1Fエントランス奥の樹木が少し見えている
樹木の成長が楽しみです



●●● ←Click here please. Thank You !


▲このページのTOPへ戻る ____________________________________________________________________________________________________________________________ Kazuro Otsubo Architects  大坪和朗建築設計事務所
copyright(C) Kazuro Otsubo Architects All rights reserved.


| | コメント (0)

2010.10.10

■ オープンリビング - 1

Yk045re_430

Yk031re_640

広々とした空間とするために、
エントランスホールと視覚的に繋げられたLDK。
勿論、間仕切り硝子にフロストシートを張って、仕切ることも可能。
2階への階段も見えることで、空間により広がりを持たせている。



●●● ←Click here please. Thank You !


▲このページのTOPへ戻る ____________________________________________________________________________________________________________________________ Kazuro Otsubo Architects  大坪和朗建築設計事務所
copyright(C) Kazuro Otsubo Architects All rights reserved.


| | コメント (0)

2010.10.08

■ 視覚的に繋がる空間 - 1

Yk060re_640

エントランスから左に視線を振れば、
硝子で仕切られた、視覚的に一繋がりのLDKが見えています。
エントランス・LDK・屋外テラスへと、
タイル貼りの床と、木板張りの天井が続いていきます。

Yk042re_640

異なる機能が、程よく仕切られ、視覚的に繋がる、一繋がりの空間

Yk041re_430



●●● ←Click here please. Thank You !


▲このページのTOPへ戻る ____________________________________________________________________________________________________________________________ Kazuro Otsubo Architects  大坪和朗建築設計事務所
copyright(C) Kazuro Otsubo Architects All rights reserved.


| | コメント (0)

2010.10.06

■ 緑を取り込むエントランス

Yk061re_430

北側のライトコートに抜けるエントランスです。
視線が抜け、そして留まる場所を設けることにより、
空間が広く、豊かになります。

右側には一面の壁収納、白鏡面で中庭の風景を映し、
縦ライン状の取手が空間に奥行きとアクセントを与えています。

上下のスリットからは光が漏れ、
床のタイルと、天井の木板の質感を照らし出します。

中庭の緑には、日影に強い常緑樹で、
爽やかな樹形をしたソヨゴの株立ちをセレクト。
良い形の樹木を植えて頂きました。

Yk039re_430

エントランスの上には浴室や水廻りが配置され、
同じく中庭に向けて空間が抜けている。眼下にソヨゴが見えている。
という訳であります。

なかなか良いでしょう?



●●● ←Click here please. Thank You !


▲このページのTOPへ戻る ____________________________________________________________________________________________________________________________ Kazuro Otsubo Architects  大坪和朗建築設計事務所
copyright(C) Kazuro Otsubo Architects All rights reserved.

| | コメント (0)

« 2010年9月 | トップページ | 2010年11月 »