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2010.12.16

■ 地方の楽しみ方

Yatsu2_2

私的にも、社会的にも、
そろそろ地方を「楽しめる」「気づける」時期に来ているのではないか、
ということで、
このあたりで、私の知る「地方」について、書いてみることにします。
 

私の知る「地方」は、とっておきの地方です。
(勿論、良い意味ですよ!)

普通に道路を車で走っていては、なかなか見つけられません。
私が出会ったのも、約10年前、歴史系研究室の調査に参加した際、
調査の後、地元をよく知る人物が、車でぐるぐると案内してくれたのが
切っ掛けです。それがなかったら、知らないままかもしれないのでした。

しかし実は、そのような地方は、意外に身近に存在し、
日本全国津々浦々に広がっていると考えられるのです。
あなたの地元の近くにも。


本当の地方(田舎)の美しい風景が、そんなところに、実は広がっています。
そんな、美しい風景の残る地方ってどこに有るのか?


● 国道・県道やバイパスを走っていても見つかりません。

● 電車から見える風景が地方の姿ではありません。

● 寂れた駅前だけが、地方ではありません。

● とにかく、普通に車を走らせていては見つからないのです。


ではどうやるのか。


★ まず、山の切れ目(谷地形)を目指す。
・・・しかし、その先には山しか無いように見えるが?

★ 舗装はされているが、小さいくて林道の入り口のようなトンネルも、
  恐れず先に行ってみる。

・・・また谷地形が現れる。民家がチラホラ現れて、ぱっと視界が広がる。

★ 民家を追って、谷からまた、枝分かれした、別の谷へと進んでいく。
・・・その繰り返しの先に、ぽっかりと、お気に入りの場所が見つかるでしょう。

★ 地図で、この2枚の航空写真のような地形を
  探してから行っても良いでしょう。

   山と谷と田畑が、モミジのように入り組む地形です

Yatsu1_2

あなたの地元の山の方に、このような地形は広がっていませんか?

良い民家や家並み街並み、良い風景が見つかったら、
地元の人に教えてあげましょう。
「そうかね~?」と思いながらも、嬉しいものです。
きっとね。

※ 小さな谷に入り込む際には、よそ者であることを意識し、
   極力静かに、行儀良くしましょう。




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