■ 地方の楽しみ方
私的にも、社会的にも、
そろそろ地方を「楽しめる」「気づける」時期に来ているのではないか、
ということで、
このあたりで、私の知る「地方」について、書いてみることにします。
私の知る「地方」は、とっておきの地方です。
(勿論、良い意味ですよ!)
普通に道路を車で走っていては、なかなか見つけられません。
私が出会ったのも、約10年前、歴史系研究室の調査に参加した際、
調査の後、地元をよく知る人物が、車でぐるぐると案内してくれたのが
切っ掛けです。それがなかったら、知らないままかもしれないのでした。
しかし実は、そのような地方は、意外に身近に存在し、
日本全国津々浦々に広がっていると考えられるのです。
あなたの地元の近くにも。
本当の地方(田舎)の美しい風景が、そんなところに、実は広がっています。
そんな、美しい風景の残る地方ってどこに有るのか?
● 国道・県道やバイパスを走っていても見つかりません。
● 電車から見える風景が地方の姿ではありません。
● 寂れた駅前だけが、地方ではありません。
● とにかく、普通に車を走らせていては見つからないのです。
ではどうやるのか。
★ まず、山の切れ目(谷地形)を目指す。
・・・しかし、その先には山しか無いように見えるが?
★ 舗装はされているが、小さいくて林道の入り口のようなトンネルも、
恐れず先に行ってみる。
・・・また谷地形が現れる。民家がチラホラ現れて、ぱっと視界が広がる。
★ 民家を追って、谷からまた、枝分かれした、別の谷へと進んでいく。
・・・その繰り返しの先に、ぽっかりと、お気に入りの場所が見つかるでしょう。
★ 地図で、この2枚の航空写真のような地形を
探してから行っても良いでしょう。
山と谷と田畑が、モミジのように入り組む地形です。
あなたの地元の山の方に、このような地形は広がっていませんか?
良い民家や家並み街並み、良い風景が見つかったら、
地元の人に教えてあげましょう。
「そうかね~?」と思いながらも、嬉しいものです。
きっとね。
※ 小さな谷に入り込む際には、よそ者であることを意識し、
極力静かに、行儀良くしましょう。
●●● ←Click here please. Thank You !
▲このページのTOPへ戻る ____________________________________________________________________________________________________________________________ Kazuro Otsubo Architects 大坪和朗建築設計事務所
copyright(C) Kazuro Otsubo Architects All rights reserved.
| 固定リンク
「住まい・インテリア」カテゴリの記事
- ■ HP更新(2013.09.04)
- ■ 敷地視察 - 都市農園(2013.08.30)
- ■ T-HOUSE hino(2013.08.29)
- ■ 居場所(2013.08.02)
- ■岩手は盛岡へ(2013.07.11)
「文化・芸術」カテゴリの記事
- ■ 牧野記念庭園(2013.09.04)
- ■ ふるさと発見(2011.10.24)
- ■ 音楽の中に見えた何か - 2(補足)(2011.07.10)
- ■ 音楽の中に見えた何か(2011.07.09)
- ■ カステルヴェッキオ美術館(2011.06.05)
「旅行・地域」カテゴリの記事
- ■ 奈良吉野へ(2)(2011.12.15)
- ■ 奈良吉野へ(1)(2011.11.29)
- ■ ふるさと発見(2011.10.24)
- ■ 初詣(2011.01.06)
- ■ 地方の楽しみ方(2010.12.16)
「■a3. まち・風土 と 建築」カテゴリの記事
- ■ 玉川上水緑道再整備事業 ササハタハツ388会議「FARM」に参加(2020.09.26)
- ■ つくらない を つくる(2016.01.19)
- ■ 白川郷へ(2014.07.15)
コメント