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2011年6月

2011.06.27

■ GS24開催のお知らせ

Gs24_2

7月1日・2日
日頃関わらせて頂いているGSデザイン会議(GS = Ground Scape)の
NPO化に向けた特別イベントが開催されます。
一般・学生・様々な分野の専門家など、分野を問わずふるってご参加下さい。

●概要:http://www.groundscape.jp/gs24/about.html
●プログラム:http://www.groundscape.jp/gs24/index.html
(A〜Zのアルファベットをクリックすると、各テーマの詳細が表示されます。)


以下、GS24ホームページより抜粋して転載。
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 分野や職種を超えた専門家協同ネットワークとして活動を行ってきたGSデザイン会議(GS = Ground Scape)。これまで、シンポジウムや書籍出版、ワークショップなどを通じ、情報発信や人材の育成など一定の活動を行ってきました。
GSデザイン会議は、2011年秋にNPO化を控え、分野や職種を超えて志を同じくする専門家、市民、学生が集う新たなプラットホームとして生まれ変わります。

GS24は、分野を超えた「横のつながり」を強化する場として、また、世代を超えた「縦のつながり」を強化する場として、24時間、24のテーマで、24のユニットが公開討論を行う特別イベントです。--------------------------------------------------------------------------------------------------------以上、転載。



「風景・景観」を考えるとき、
様々な分野が絡まり合っていることに気付かされる。
都市・土木・建築・農林水産・経済・文化・教育・情報・市民生活・・etc.
そしてそれらを繋がないことには、なかなか思うように動いていかない。
それらの分野を横断し、繋ぐ力が「景観」という分野には有ると思う。
またそれに限らず、その他の様々な分野も、その周辺の、思いつく限りの分野を繋いでいく必要があるのだろう。

しかしま〜、そう難しく考えず、「楽しく行こう!」
というのが今回のGS24のテーマであります。

そう、ざっくばらんに楽しくいきましょう!




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2011.06.15

■ ヨーロッパに学ぶ心地よさを、まとめてみる

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とある提案を機会に
今までヨーロッパで見て、好んでさまよってきた、
街中や住居の心地よさをまとめてみることに。

改めて思い返してみると、
それぞれの空間閉鎖性を持っていながら、
全体としては開かれているイメージを持っているということである。

そこに、ポイントがあるような気がしている。

石造りなので、設けられる開口部は決して大きくない。
壁も多い。でもなぜオープンなイメージなのだろうか。

それは、それぞれの閉鎖的空間
中庭空間回廊空間併設し、リンクさせているからだろう。
閉鎖した空間と、開かれた空間
薄暗い空間と、明るい空間陰影・対比
それらの連続によって、オープンなイメージに結びついているのだと
改めて思う。
(実は日本の古い建物も同じような要素をもっている)

また「複雑性」も、
居心地の良さに関わる重要な要素だと思うのだが、
そんなに複雑だったかな~と思い返してみると、
それほどではないと思われるのだ。
(現代の建築のほうがどちらかと言うと複雑であると思う)
ではなぜ、複雑な印象になっているのか。

これは推測だが、
複雑なのは、それぞれの建物の内部空間ではなく、
その外側の、街や道路が入り組んでいるため、
全体として複雑な印象になっているのではないだろうか。

街についても、閉鎖的な路地空間と
オープンな広場の連続で出来ている。

荒っぽく要約すると、これらの空間の成因は
「防御」「石造り」にあると考えられるのだが、
その条件の中で人間が豊かに心地よく生活する知恵が詰まっているのである。

「やっぱりヨーロッパはい~な~」と思う空間とはつまり、
そういうことなのだと思われるが、

ここは、大陸からも離れた、
平和(ちょっと前までは・・・ね)で、木材が豊富な日本。
「防御」と「石造り」から生まれた空間をそのまま作るのでは、
その空間の成り立ちからして異なるので、考えさせられる。

私達が見習い、活かすべきは、
そのエッセンスなのである。

さあ、どんな空間に実を結ぶのか、
ちょっと楽しみである。



※冒頭のCGは、エントランスアプローチから
 中庭が垣間見えている様子。



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2011.06.05

■ カステルヴェッキオ美術館

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近頃、改修・更新という分野に、積極的に関わっている。
社会的にも、真面目に付き合って行くべき課題だからである。

そこで、個人的に
「既存改修の傑作」と思っている建築をご紹介。

イタリア ヴェローナにある
カルロ・スカルパにより古城を改修した美術館

カステルヴェッキオ美術館

古い物・古い文化を残しつつ
新しい空間に仕立て上げられている。

既存の残し方
既存と新規の合わせ方

曲線の開口部に
直線で構成される扉をはめ込んでみたり、
しかも、はみ出ていたり、小さかったり。
その絶妙なバランス感覚と発想に刺激を受ける。

中世から続くヨーロッパの建築様式に、
「和」的要素を融合させた、
完成度の高いデザインとして
頭に刻み込まれている。

既存として残したくなるような
質の高い建物を増やしていきたい。

我々の文化とは何なのか、
今一度考える切っ掛けを与えてくれる。

フォトアルバムはこちらです

Castle_vecchio_01_2




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