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2011年7月

2011.07.11

■ ありのままを受け入れる気持ちよさ

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昨日、今日と、
リノベーション設計事例の書籍取材に同行させて頂いたのだが、
個人的に、考え方を変える良い機会であった。

それは「ありのままを受け入れる気持ちよさ」を
感じることが出来たことであった。

過去に対しては対抗するのではなく、
素直に受け入れる。
そこから何が出来るか、
そこが僕らの腕の見せ所なのだ。

クリアで爽やかな気分である。



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2011.07.10

■ 音楽の中に見えた何か - 2(補足)

Re

一つ前の記事で、
冒頭に教会の写真を載せましたが、
あの写真によって、言いたいことが違って聞こえてしまう
可能性が有るかもしれないということについて、
補足したいと思います。

私が理想的な空間かな?と思っている状況は、
空間が、一つの物語で「支配」されている状況を作りたい
という意味ではありませんし、
音楽や建築の至高性、超越性を説きたいのでもありません。

実際、私が聴いた曲は、
家庭・子供をイメージした曲や、
月夜の桜の祭り(だったと思う)をイメージした曲でした。
それらはあくまで「生活」の延長の、ある特別な日の描写でした。

音楽を聴くことによって、
そこに居た人々の瞬間をイメージすることができた。
というところに、驚き、個人的に気付かされ、
建築と音楽の共通点を感じた。ということなのでした。

例えば、月夜の桜をイメージした曲では、
月夜に照らされる桜の様子も勿論ですが、
演奏者の思いや、それを一緒に聴いている人たちの思い。
演奏者の頬を撫でる風、空気の温度、空の透明感、
空気を突き抜け空に上がっていく音、
を想像出来たように思えたのです。
これは、個人の勝手な想像であって奏者の伝えたいことと合致しているかどうかは分からないのですが、それだけの思いが込められているように思えたのです。

また今回感動した別の要素としては、
「空間のために作られた曲(構成)」が空間を満たしたのではなく
「人々の思いがこもった曲(歌)」が空間を満たしていた
ということです。

音の先に、人々の生活や物語が見えたことによって、
音のリアリティが増したということだったのかもしれません。


※これらの印象は、個人の想像によって、
美化され、強調されている部分も多分にあると思いますが。。。

※PHOTO
季節と時刻、空気感のある、産業と生活の風景。



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2011.07.09

■ 音楽の中に見えた何か

Img003640

音楽の向こうに見える空間

近頃、音楽と建築は、似ているのだなあ・・・。
と改めて気付かされる出来事が幾つか有り、
個人的にとてもエキサイティングな出来事でした。

一つは、カフェで、知人のチェロ演奏を間近で聴けた時。
もう一つは、あるイベントで薄暗い照明の中、尺八を聴いた時です。

両者とも演奏によって、
情景が浮かんできたのです。
かなり自分好みの。ね。

空気の温度、透明感、日差しの柔らかさ、月明かり、登場人物の感情
・・etc。
それは、曖昧なイメージではなく、
ある特定の時間を連想させた。
豊かな空間が見えたのです。

また、フレーズやリズムの一つ一つに絶妙な拘りが感じられ、
ゆったりとした、同じフレーズの繰り返しであっても表情豊か。
曲の合間にチラリと覗くワンフレーズだけで、
ググッと感情がわき起こる時もしばしばでありました。

全体の空気感から、
手に届く範囲のリアルな手触りまで。
細部に渡って世界が創り上げられている。

あー・・・! と自分のなかで気付ける何かがありました。
私がやりたいことはこれだったと。
多感な青春時代を、改めて思い出したかのようでした。

「空間」を創り出すと言うより、
「空気」を創り出す感覚。
そしてその空気感によって、感情を動かす。
そんな空間・メロディです。

建築は環境や与条件を読みとる必要もあり
思い描く完璧な空気感を創り出すことは
なかなか難しい。

しかしそれを超えて、一つの空気感、
感情を創り出すことができたら最高です。

※PHOTO
フランスのロンシャン教会で購入した絵はがきです。
硬く冷たい空間に賛美歌が響き渡った時の、高まる感情を思い出します。
集まった声の波のような高まりに、涙が溢れ、
こぼれないよう上を見上げていたものでした。
あれは何なんでしょう。
皆で声を合わせ、励まし合って生きようとする、
人のけなげさに心打たれるのでしょうか。
そこに自分を重ね合わせたのかどうか(?)


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