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2012年2月

2012.02.28

■ スリップウェア

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友人の陶芸家から案内を頂き、
行きたいなあ。行こう!
ということで、展示会のご紹介です。
日本民芸館にて「スリップウェアと西洋工芸展」が開催されています。
きっと良いですよ〜。

織物のような模様のスリップウェアは、
個人的には、深みのある琥珀色と焦茶色のものが気になっていて、
匿名性と個性の加減が気持ち良いな〜と思っています。

いつもは、濱田庄司さんが得意とするような、
個性と勢いが前面に出ていて、
見ていて唸るようなバランス感覚を極めたものに刺激を受けているのですが、

最近では、スリップウェアのような、
リラックスした陶器にも興味が湧いてきています。

あ〜欲しい。




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2012.02.24

■ 実験的リノベーションプロジェクト

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ちょっと面白い、実験的なリノベーションプロジェクトをご紹介します。

関東出身、東京で長年勤務してこられた方が、
自然の豊かな大分県国東半島に、
段々畑付きの空き家を購入(Iターン)し、
最大で月に2回ほどそこに通いつつ、
地域の方とのコラボレーションを楽しみながら、数年後に移住。
農業や漁業を通じて地域に貢献したいという依頼者のための、
拠点作りのプロジェクトであります。

その活動の拠点となる住宅のリノベーション、
いや、段々畑も含めた敷地全体の大構想妄想リノベーションが、
地域の中でどのような役割を演じていくのか、担うことができるのか。
そこが私に問われているわけなのであります。

それで、何が面白いのかというと、
常に常識に捕らわれない動きをされる、施主であるKさん。
某私立医科大学で准教授をされているのですが、なんとその地位をなげうって、半農半漁の生活を楽しむことを決められ、漁師見習いという肩書きを名刺に刷り込み、船舶免許も最近取得されたという。とても面白い方であります。
趣味が高じて蓄積したお魚の知識を活かされ、現在お住まいの近所で、捌き方の講習まで開いてしまったという。

地域社会の中で、新しくて面白い動きをしようとする時、
この「常識にとらわれない」ということが、難しくも大切なのではないかと、私も思うところであります。どれだけ柔軟に妄想を膨らませ、現実のものとするのか! そこが私達のテーマであります。

そして、その他のキーになる登場人物もまた面白い方々です。

料理研究家であり、食品関係の様々な人々を繋ぐJさん。

Kさんの移住の切っ掛けとなった、元某国立大学の先生で、現在国東で農業を営みつつ、研究を続け、教育にも力を入れているHさん。
里山の新しい循環を探求されている方でもあり、
「木ならいくらでもあるから、改装に使ったら」と有り難きお言葉。
「それなら伐採・製材からやろう!」なんて話にもなっているとか。

施主Kさんは、実はカンナやノミも使えて、手先は器用で、大抵のことは自分でやれるとかという話しもあり。
私もカンナやノミに加え、チェンソーも使えるということで盛りあがりつつ。
国東は琉球畳みの産地ということもあり・・・etc.
普段の仕事の進め方には無い、様々なブレイクスルーができるのではないかと、こちらも面白がっているところなのであります。

ところで、手に入れた段々畑付きの空き家はどんな所かと言うと、
魚市場で、この計画をお喋りしていた時に、出会いから繋がって、直に交渉して手に入れられたもの。20mx10m程の段々畑が3段有る上に、温泉(冷泉を温める)まで付いていて、港まで坂を下って数百メートルという、妄想が止めどなく膨らんでしまう敷地なのであります。

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おまけに、大分の国東半島は、海と山が近く、魚が捕れると思ったら、イノシシも捕れるというように、海山両方を満喫出来る地形になっているのです。
そして大分空港も近い。1ヶ月前に予約すれば片道9千円台で行き来できてしまうという。職種によっては、都市と農村(穴場的観光地)との行き来を楽しむという生活も可能かもしれない。

とまあ、収集が付かないまま、一度区切りと致しますが、そんな実験的プロジェクトが動き出します。どんなことになるのでしょうか。お楽しみに。


●関連記事

■ふるさと発見
■国東の朝日
■国東の海と山
■大分杵築の夕日
■ヒゲダラ



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2012.02.17

■ 住宅のアプローチ・構えの風景との関わり 第3回

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月刊杉Web版76号 が発刊された模様です。

今回は「なんでそんなこと書いてるの?」
ということについて、お伝えしています。

その他の記事も、いろいろ読んでみると面白いですよ〜。

 


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■ 住宅のアプローチ・構えの風景との関わり 第3回

● なぜ、このようなことを書いているの?

次へと進む前に・・・

今回は、何でまたこのような、特定の限られた地域の観察について、月刊杉に掲載させて頂いているのか、ということについてお伝えしたいと思います。

● 特定地域の観察から、思いは全国へ

ここでは、私が最初にこのような風景を知るきっかけとなった、千葉県の風景を観察していますが、日本全国それぞれの地域に、独自の風景・景観構造が形成されていると考えられるのです。
先ず、そういうハッとするような風景が身近に存在するということ、
そして、観察してみると面白いということ、
そして単純に、風景が 気持ちいい~!!(微笑)
ということを、“よそ者”としてお伝えしたかったからなのです。

風景や景観は、人々の生活とも密接な関わりが有る、と私は思います。
人は、知らず知らずのうちに、身の回りの風景から元気をもらっていると思うのです。

日本全国に住む方々が、周辺地域の隠れた魅力、
特色を見つけることの面白さを見いだして欲しいと思います。
そんなことを少しでも伝えられたらと、全国にネットワークを持つ月刊杉に掲載して頂いたわけなのです。

● 地域ごとの多様な歴史・見えにくいものの良さを見つけ、磨き上げる時

本コラムでは、「建築・外構・風景」は、ワンセットとして観察しています。
建築・外構・風景の全体を一つの総合的な文化として見たとき、次のことが分かってきます。

★★ 1. 地形が違えばその数だけの、地形に合わせた工夫・風景・景観構造が存在するということ。

★★ 2. 地形は似ていても、交易などの歴史まで含めると、全く同じ条件は揃いようがなく、従って、その地域にしか無い独自のものが必ず存在するということです。

多様な文化の存在が、面白いのだと思います。
地域ごとの文化の違いは、財産であり、資源と言うこともできます。
その存在を意識し、現代感覚を注入し・伝統とコラボレーションして
現代に活かし、持続させて欲しいと思います。

これからの時代は、「保存」よりも、現代に「活かす」ことが有効であると考えています。
伝統的なものが、節度を保ちつつ、現代に違和感無く活かされるような、
今までに無い、全く新しい仕組み・循環を、それぞれの地域の方に考えて頂ければと思っています。

伝統とは、変化の歴史ではないでしょうか。
伝統と現代のコラボレーションが、新たな伝統をつくり出します。
ですから、伝統とは、常に現在・現代のことを表していると言えます。

それぞれの文化に気づき、誇りを持ち、磨き上げれば、
もっと気持ちのいい関係が生まれるのではないか~と思っています。

 

■ 関連記事 
宜しければ、こちらもご覧になってみてください。

・風土と現代のはざまで <その1>

・風土と現代のはざまで <その2>

・風土と現代のはざまで <その3>

・地方の楽しみ方

・風土と現代 のはざまで <NEXT STAGE!>




●住宅のアプローチ・構えの風景との関わり プロローグ
●住宅のアプローチ・構えの風景との関わり 第1回
●住宅のアプローチ・構えの風景との関わり 第2回
●住宅のアプローチ・構えの風景との関わり 第3回 ←今ここ
●住宅のアプローチ・構えの風景との関わり 第4回
●住宅のアプローチ・構えの風景との関わり 第5回
●住宅のアプローチ・構えの風景との関わり 第6回
●住宅のアプローチ・構えの風景との関わり 第7回 



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2012.02.15

■ 都心のシンプルでちょっと便利な生活

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日本の都市も、ヨーロッパみたいに、コンパクトにまとまって、
中央通りをちょっと歩けば、緑が広がっているというような、
そんな風になったら良いんではないかな〜と思ったりします。

インフラの維持費削減にも有効ですし。

ヨーロッパがそうなっているのは、
大陸で陸続きに沢山の小国が隣り合っていたため、
都市の立地が、外敵からの防御に重点を置いていたことによって、
城壁に囲まれた中で、集まって住んでいたからなのですが、
その、必要に迫られて出来た形態によって、
「都市」と「農村」という、性格の違う土地が
わりと近距離にまとまっているという、豊かな状況を生み出しています。


日本の場合は、大陸に比べ外敵の侵略からの防御という点で、
そこまでの決まった形が無いようですが、
そんな、都市と緑地・農地が隣り合うような風景にしてみるとしたら、
気持ち良いだろうなあ、見てみたいなあと思います。
大きな公園を増やしていって、
徐々に緑地を増やしていけば良いのでは無いでしょうか。


都心という立地、シンプルで、便利で、コンパクトな故に、
アクティビティが外部に溢れ出し、コミュニケーションが活発になる。

そんな生活を、選んだ方のリフォーム提案です。

シンプルな中で何が出来るか、楽しみです。


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