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2012.03.25

■ スリップウェア展

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スリップウェア展に行ってきました。

どれも魅力的だったが、変に印象に残る器が1枚。
2階奥の展示室に置かれていた器で、
スポットの光に、ザラついた、鉄の赤錆びのような光を反射させていた。

その、焦げ茶色の中に散らばる、ザラッとした赤い光に刺激され、
私は何度か引き返して見入った。

しかし「色」というのは直に刺激してきますね。
柄はどんな物だったかも覚えていないのですが。
私は素材感と色だけを見ていたということになります。

そんな存在になりたいものです。


ほとんどの器が英国製のものだったのですが
鳥の絵がかかれた物以外は、日本的な絵柄に共通する物が多く、
不思議でありました。ラベルを見なければ、日本の器と思うくらいです。

柳さんは、実用品としてのスリップウェアについて、次のように記したそうです。

「こういうものを見ているとどこ迄も英国のいい性質が分かる。だが美しい物は不思議である。一方にどこ迄も普遍的な素質が出ているからである。支那のいいもの日本のいいもの等に交えてみて、矛盾がない。上り坂は違うが頂では皆おち逢っている。地方的にいいものは普遍的にもいい。此神秘が分かればそれでいいのだと思う。吾々は日本に活きようではないか。他の国々と頂上で逢う為に。」

関係ないのですが、最期の1行、いいですね。





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