■ 古家具 と 建具 と 白い空間
都心のシンプルでちょっと便利な生活
の改装のイメージが、おおかた決まる。
既存の建具枠・建具が濃色系だったため、
新しいインテリアをどのような色・素材でまとめ上げるか、
けっこう迷ったのだが、
魅力的な古家具を所有されていたので、
思い切って既存を白で塗り込め、
ギャラリーのように古家具が引き立つ空間とした。
また、十分な収納を確保した分、
内部空間の圧迫感を軽減するため、
寝室の収納扉にカガミを張る。
家具が、反対の壁に映り込み、
より印象的に、奥行きと広がりを持たせることができそうである。
今回、検討途中に
初めて、古建具というものを
Webで検索してみた。
シンプルな空間に、力のある素材を配置したかったからである。
古民家の建具や、蔵の建具が結構有ることを知り、新たな発見であった。
しかし、なかなか魅力的なのだが、サイズが合わなかった。
何しろ巾が広い。しかも4枚セットも多いようである。
建具の大きさに合わせて壁を決めることも難しかった。
最終的には、古家具に古建具では少々重厚なので、
軽快な素材感を持つ建具としたことで、まとまったように思う。
しかし、また別の機会に譲るとしても、なかなか良い素材である。
みなさんも是非使ってみてはいかがだろうか。
古建具をテーマにした家というのも、
面白そうである。
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Kazuro Otsubo Architects 大坪和朗建築設計事務所
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