■ 参加するメリットと事例-2(塗装・ペイント編)
前回から続きまして、
クライアントが、仕上げ工事に参加したケースと、
それによるメリットについて、ご紹介します。
●仕上げの施工に参加頂いた事例 (塗装・ペイント編)
今度は、塗装工事に参加頂いた事例。
範囲が広いと、大変になりますので、
インテリアとして効果的な壁1面程度に絞り込むなどすると良いでしょう。
普通の塗装は工務店にお任せするのが良いとして、
「ここだけは!」 というようなポイントとなる壁に、
インパクトのある魅力的な塗装を施すのは、手軽な演出方法ですし、
演出よりもまず、その風合いが魅力的なので、愛着もわきますし、
空間の雰囲気もアップします。
ポーターズペイントなどの、素材感のある塗装ですね。
だいぶ前になりますが、弊社に来られたポーターズペイントの方から
サンプルをいくつか写真を撮らせて頂きましたので、ご紹介。
ここに上げる以外にもたくさんあるのですが、
私が「これいいですね〜、使いたいですね〜」と思ったものなので
大坪セレクションということになるでしょうか(^^)
▽色と質感
いいですね〜。
色と素材感のもつ力というのは、本当に魅力的だと思います。
ポーターズペイントは基本的に、ペイントの下地も含めて自社による責任施工を推奨していますが、工務店に壁のボード貼りの釘ピッチをメーカー指定の寸法で行ってもらい、指定の塗装下地クロスを工務店に張ってもらえれば、仕上げのペイントは、お施主様でも塗装することができます。その際はその前に、ワークショップに参加して、塗り方を体験してからとなっています。
下は、その事例写真です。
この場合、階段の下の安全な部分だけ、お客さんの方で塗り、
足場が必要となる2階については、工務店の若い塗装職人に塗ってもらいました。
いい感じです!
もう一例はこちら。
これも、施主施工。 申し分なく上手です!
こちらも施主施工。凄くがんばっておられました。
もしかすると、現場でお会いしたご主人は、
徹夜明けだったのかもしれません・・・。
トイレや洗面所のように、小さく閉じられた空間・部屋は
施主施工に挑戦して頂くには良いかと思います。
私たちも、手を動かすのが好きなので、お客さんと一緒に、ワークショップに参加したいといつも思うのですが、設計事務所は図面を書いて工務店に伝える仕事で、けっこう時間が一杯になってしまうのですよね・・・。
皆さん、ご家族でワークショップに参加されたようです。
良い記念になるのではないかと思います。
また、一度技術を習得しておけば、
気分次第で塗り直しなども、自分でできてしまう(?)
という楽しみも有るのではないでしょうか。
いずれにしましても、愛着が増すことは間違いないと思います。
※ご注意
お客様に工事に参加して頂く場合は、工務店がその日前後で、工事を控えなくてはならないため、その分工期がかかります。また、仕事との兼ね合いで日程調整があったり、またプロの職人さんに比べると、作業にも時間がかかるため、何日かに分けたりする必要も出てくると思います
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Kazuro Otsubo Architects 大坪和朗建築設計事務所
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