■ 構造の見せ方、仕上げ方
私たちは、設計が本格的に進んでくると、
建築内部の詳細なCGを作り始めます。
パソコンの中に建物を1棟作ってしまうような感じです。
これによって、建物の内部に入り込んで、
どこをどうしたらもっと良くなるかなど、
全体のバランスを見ながら検討していきます。
今回は屋根についての、
構造の見せ方、仕上げ方の検討プロセスのご紹介。
01.
登り梁を見せた屋根バージョン
私個人的に、建築の主要な構成要素である構造を見せることは好きなのですが、
この状態をどう思うかは個人差がありそうかな(?)とも一方で感じます。
しっかり量感をもって見せるためには、構造材の質感や寸法など
吟味する必要がありそうです。
02.
01で連続する登り梁を合板天井で覆ったバージョン
「木質の屋根」イメージは天井全体を覆う合板面で出しつつ、
フラットに仕上げた感じです。
シンプルな中にほどよく素材感を出しています。
03.
02と同じ状況で、ボード天井で覆ったバージョン
「木質の屋根」イメージは一部見えている柱と梁に限定し、
天井面は白く仕上げた感じです。明るくてシンプル。
以上ですが、
ザックリとした検討なので、
こんな感じでいけそうだなという手応えを確かめつつ、
まだまだ、方向性は決めないまま、
別の場所の検討に移っていきます。
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Kazuro Otsubo Architects 大坪和朗建築設計事務所
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