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2019.09.23

■ ラオス式、完成を祝う儀式に参加させて頂きました

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赤の家が完成してしばらくして、
ラオス式のお祝いの儀式に、設計者としてお招き頂き、
参加して参りました。

お施主様は大学時代の友人で、ラオスからの留学生。
今回、その親父さんが、はるばるラオスから、その儀式のために
日本にやってきてくれたのです。

その儀式は、バーシーといって、人生の節目となる記念行事や
お祝い事の際に執り行われ、身体に宿る精霊を祭り健康や
幸運を祈願するのだそう。

儀式では写真で見えるように、中心から紐が放射状に
参加者に渡されつつ、お経が読まれ、
最後には、幸運を祈願するために腕に白い糸を
参加者一人一人に巻いてくれます。
その糸は、3日切れずに腕に巻いていれば、願いが叶うのだそう。
私も巻いて頂きました。

儀式に参加させて頂いて感じたことは、
紐が放射状に渡されて、全員が紐で繋がった状態で
お経を読むのですが、その場に集まった参加者全員が
「家族」であり、そのつながりに感謝し、
皆で乗り越えていこうという、アットホームな雰囲気を感じ、
その輪の中に入れて頂いたことを有り難く思いました。

儀式には、現在留学生として頑張っている施主の後輩達も集まり、
山間部のモン族のご兄弟もおられたのですが、まるで日本人でビックリ。
人種のつながりとは本当に不思議なものだなあと、改めて感じました。


追伸.
モン族のお兄さんに 「いい感じに日本とラオスが混ざった空間ですね〜」
との感想を頂き、嬉しかった次第。非常に感覚的に操作している意匠ですが、
その感覚が良かったのでしょうか。 ラオスへ訪問 させて頂いたのが活きました。
今度、モン族の集落にも遊びに来て下さいと、お誘いまで頂きました。実現なるか。

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Kazuro Otsubo Architects  大坪和朗建築設計事務所

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