■ 竹が面白い
下の写真は、九州大分県別府の竹による伝統工芸を支えている 永井製竹所 から
メンバーのデザイナーさんが東京に取り寄せた竹の茶碗。
磨かれた物ですが、こちらも美しい。
ワオ〜という目で見ていたら「あげます!」とのことで頂きました。

「竹」
今まで、なぜ、この素材感の良さを感じた事が無かったのだろうと考えた。
よく考えると、私にとって竹はそれほど身近に無かったのかなと。
時折竹林を見る割には、竹を手に取って、触る機会はほぼ無かったかもしれない。
また、竹林は、生け垣で囲まれた人様のもので入れなかった。
身近に有る竹製品と言えば、孫の手・青竹踏み・耳かき・・・程度?。
関東地方で、市街地で生まれ育つ私達の時代には、
既に竹製品がプラスチックに取って変わっていたのですね〜。
周りの年配の方に少し話を聞いてみると、
昔は生活のあらゆる物が竹でつくられていたそう。
虫取りの籠も竹による自家製だったのだとか。
現在では、竹は、茶の席・アート的工芸品といった分野で主に扱われているようで、
それで見る機会も少なかったのかもしれない。
美術館で竹工芸を見かけたことも無かったような・・・
もしかすると有ったのかもしれないですが、
身近な物ではないために意識に上ってこなかったのかもしれない。
改めて工芸品など調べると、
建築の造形に通じるようなものも多く、
様々出てきて楽しい。
というか、まさに「国宝級」。
知らずに過ごすにはもったいない。
竹工芸品のような竹建築を、日本でも作れたら面白いと思う。
最上の写真は、生竹をハツって乾燥させただけものなので、
現在、竹工芸品の加工手順「油抜き→天日乾燥→加工」で作った場合
ハツり面がどうなるのか試しています。
子の通う小学校で参加している親父の会で、
七夕飾りを撤収するとのことで参加。
正月の門松作り用に節ごとに切断するとのことで、
まずは親父の仕事としていい汗をかき、
許可をもらって手頃なのを1つ頂く。
竹は、近くのお寺のもの。
青竹そのものも結構美しい。
孟宗竹と思われる。

用意したのは災害用カセットコンロ・鍋・重曹(炭酸水素ナトリウム)。
油抜きには煮る湿式と、火で炙る乾式があるのですが、
今回試したのは湿式。

お湯が沸いたら重曹を入れる。
量はネットで調べてカレースプーン3杯程度とあったが、
肉厚で内部にもお湯が行く状況なので、追加で2杯ほど入れてみました。
特に問題はなさそう。
湯面の白い泡は灰汁。

特に灰汁は取らずにぐつぐつと20分ほど。
お湯の色がだいぶ変わりました。

熱々の竹を引き上げ。
出した瞬間は濃い緑なのですが、サッと表面の湯が蒸発して薄緑色に。
油抜き前のこの緑から、
こんな色に変わりました。いい色。
エメラルドグリーン?
ブックホルダーに立てて窓際で乾燥。
節の裏面がカビやすいのだとかで。

更に拡大。いいですね〜。
この後、数ヶ月天日干しするのだとか。
ひとまず一ヶ月様子を見てみようかと。
現在、2週ちょっとですが、だいぶ黄色くなってきています。
>>その後、加工(工作)編
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Kazuro Otsubo Architects 大坪和朗建築設計事務所
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