カテゴリー「■a3. 風土 と 建築」の34件の記事

2016.01.19

■ つくらない を つくる

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GSデザイン会議 が発行するフリーペーパー

GROUNDSCAPE paper の「風景の捉え方」

というコーナーにコラムを書かせて頂きました。

上記の画像をクリックしてご覧になれます。


“ つくらない を つくる ”

いろいろなことに参加させて頂きながら

そういうことか〜、いいな〜・・・・

個人的に気が付いた瞬間の出来事

建築の存在に惹かれ、それらを設計し

専門とする私達ですが

建築の存在は、全体の中の一部に過ぎない。

それがわかった気持ち良さ。

ニュートラルな、ゼロからの思考。


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2014.07.15

■ 白川郷へ

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依頼を受けて、富山へ町屋の視察に伺った後、

その方がマネジメントアドバイザーを務める白川郷周辺をご案内頂き、

いつかは行きたいと思っていたその場所を歩くことができました。

道行きと風景の中での全体的な佇まいがとても良い・・・・。

大分の田染荘に似た何かを感じました。

私なりの分析としては、自然の地形に沿った古い水田の割り方と、

それに沿った小径と家屋。でしょうか。

気持ちよく、両手を広げて小径を歩く。


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2014.04.03

■ 電線地中化のほぼ定点観測

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建築修業時代、7年住んだ京王井の頭線永福町駅、
電線の地中化が最近完了した様子。

電線を地中化してもそ〜れほど変わらないかも(?)と思っていたのですが、
ところがところが、予想以上にスッキリしており、白線外のインターロッキングも含め、変わるものだな〜〜と、認識を新たにしました。

ほぼ同じ場所からの11年前の写真を見つけて比較。
大宮八幡宮の参道に接続する商店街として似つかわしい道に変身しています。
以前は余りそう見えなかったのですが。

大宮八幡宮・和田堀公園・善福寺川公園に花見の際は、
立ち寄ってみても良いかもしれませんよ。


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2014.01.05

■ 建てない・造らない という視点

私は個人的設計活動のいっかんで、公共的視点が必要な場に出向くことも多くなりつつあります。

ここ2,3年では、奈良は吉野・徳島は丹生谷・九州は天草・東北は北岩手などなど。また、現在の地元東京世田谷区もそうです。
(ここ5,6年では、秋田の窓山、神奈川の秦野も入るでしょうか)

そこで、念のため、皆様に誤解無きよう、伝える必要があるのかもしれない、
と思い始めたことがあります。

私達は、「建てない・造らない」という視点も含めて、
総合的に物事を考えています。

「建てない・造らない」ということも
選択肢の一つとして考えられるケースとはどういう場合かといいますと、

● 生み出したいのは建築ではなく、人や自然が同居する総合的な「風景」。
● 既存の風景そのものが良いからなるべく目立たないように何かをする。
 あるいは、風景を活かすために何かをする。
● 既存の建物が良いからできるだけ活かせないか。
● 既存のコミュニティの持続のために何ができるのかを考える。
● 無駄をせずに効果的に結果を出すには何ができるかを考える。

などなど、です。

建築士だからといって、何かを建てるために訪れているわけではありません。「建築士という職能を駆使して何かできないのだろうか・・・」あるいは「建築士という職能を超えて何かできないのだろうか・・・」と皆様の力になるために訪れます。

考えた結果、結局のところ直感的に「何か雨を除ける屋根、風を遮る壁、活動を展開する床が必要では」と感じることもありますが、それには特にこだわらず、仮設でも構いませんし、空き地に植樹にテント、でも勿論良いわけです。

必要なことは、環境によって何かが変えられるかどうか、生み出せるかどうか、何か人々のコミュニケーション(ご近所付き合い)が生まれるかどうか、です。

しかしながらこの「直感的に何かを建てた方が良いと感じる」場合、恐らく一般の方々もそう思っているに違いないと感じたりもします。
なぜなら「建築」にはある種の力があると感じます。コミュニティのシンボルとしての力。何かが立ち上がっていく様、何かが風雪に耐えて存在し続ける様は人々に力を与えると感じます。

私達が建築を志したのも、同じ理由ではないかと感じています。
また、人々が自分の家を持ち、客人を招き入れたいと思うことと同じではないかと感じています。

私達は、そういうことを考える種類の人間なのです。
何卒よろしくお願い申し上げま~~す。(^^)/



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2013.09.02

■ 夏のフィールドワーク レポート

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夏、九州熊本県は天草高浜で行われた

ワークショップに参加したメンバーのレポートがアップされました!
「よそ者」仲間が、全国から結集し、どんな「おせっかい」をし、どんな宿題を持ち帰ってきたのか、とても濃い内容になっており、読んでいてうなずくことばかり。
 
私のレポートもアップされています。
月刊杉

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2013.08.01

■ 人が集まれる広場のデザイン

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先日参加した、
天草高浜フィールドワークのワークショップで
時間内に即興で描いた広場のスケッチ。
(赤いボールペンと赤マジック)

私たちのチームは実務者が集まったので、それぞれの担当を決めてからは、各自がそれぞれの意思に基づいて黙々と進めるという形となった。 限られた時間の中で、いかにイメージしやすい事例を示してあげられるかということを目標にした結果でした。

内容は、役場跡地の広場の有効利用+町中再生 『今では、人々が集まる機会も少なくなった。日常の場所として、皆が集まれる広場にしたい、観光の拠点としても考えてほしい』というSTさん他その後ろに控える街の皆さんの要望に答えるための広場。

海やそれにつながる小川が印象的な町。 小川・広場・広場の後ろに控える神社・そこからの海の眺望を一連の流れに 組み込んで魅力的な、街の中で有効に働く広場とするための提案でした。

海や川との繋がりを強化し、木を植えて木陰をつくる。その木は、人の集まる場所には欠かせない桜、川と言えば土手と緑、木々の下には小径とベンチ、土手から傾斜する広場は傾斜して観客席にもなり、様々な祭りや活動を想定する。建築は、舞台・市場・祭事・ステージなど様々な用途に使える「大きな屋根」。建築は様々な活動を受け入れる器であればよい。そんなイメージ。

時間が無くSTさんの要望に応えられたか検証する時間は無かったけれど、 STさんが肩をたたいてニコニコしながら声をかけてくれたところを見ると、 それなりに要望に応えられたのではないかと感じた。

私達が短時間で形にしたことはほんの一例に過ぎない。 どんな形でもいい。 このイメージスケッチから思い描ける様々なアクティビティを実現するために 少しでも地域が前進してくれることを切に願うのであります。

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※ 広場の活用といったとき
仮設的な使い方ももちろん有ると私自身思いましたが、
この環境を見たとき、自分は仮設でないものが欲しいと直感的に思いました。
この直感に素直に従えば、資金が限られていても皆で力を合わせて、仮設でない拠り所を作りたいという気持ちは、理屈ではなく、人の中にある感情なんだなあと感じた。
私達が提案したことは、ハードという環境だけれど、スケッチを見て頂ければ分かるとおり、人々のソフトを想定した環境づくり、ソフトを誘発する、様々なソフトを寛容に受け入れる、大らかな器をイメージした物なのです。 建築あるいは環境はそういうものだ改めて感じた出来事。

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夕日を望む海

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海から川へ

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川へ降りる階段

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町の中心部へ向かう小川

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小川にそって建つ建物

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小川と住居 いい味出してます。

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川沿いに干される洗濯物

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合流地点

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旧役場広場と小川。奥には神社と鳥居。

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広場中央

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広場から上田家入り口が見える

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神社からの眺望(海)

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神社からの眺望(山)


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2013.07.31

■天草高浜リデザインワークショップに参加

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九州は熊本県天草市高浜にて、

フィールドワーク+リデザインショップに参加してきました。

それは「地域に潜む豊かな地域固有資源の魅力や味わいに直接肌で触れあいながら、一方で限界集落化していく地域社会の暮らしの不便さや少子高齢化等の問題等を直視し、その課題を丁寧に見つめ、解決への方策提言や隠された可能性へのリデザイン(課題解決型提案デザイン)を行う。」というものです。
休日を利用した2泊3日の濃密なワークショップの内容については、また改めてアップしたいと思います。


何しろ、写真で分かるように、海が! とても綺麗です。
個人的には初めて見る風景でした。
そして勿論(?)泳いできました。
夕日を望む海水浴は本当に気持ちよく、
それだけでも行った価値が有ったと“一瞬”本気で思いました。笑

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2012.09.11

■ 踊りはいいですねえ

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徳島県に林業の見学に行った際、
徳島阿波踊り空港の搭乗待合席で、
阿波踊りDVDが流れていたのを何気なく眺めていたのですが、

へえ〜〜かっこいいな〜・・・ふむふむ

私はと言えば、
今まで盆踊りの輪にすらまともに加われたことがなかったのですが、
見ている内に・・・

身体がうずいてきたな〜、いや、ちょっと踊りたいな〜。

とまで思ったかどうかは覚えていないのですが、
老若男女が楽しそうに、しなやかに、格好良く、時には激しく踊っている姿に、
何でしょうね〜感動したんですかね〜。笑

祭りにもいろいろ有ると思いますが、
個人的に、妙にシックリきました。というだけの話しなのですが。

例えば、こんな感じです ↓
3:25あたりからの部分はダンス的要素も感じられ、躍動的。
http://www.youtube.com/watch?v=UJcdBi5yS_I 

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言ってみれば、
この阿波踊りには、
決まり事のない自由。
自由すぎない気軽さ、

のようなものを感じたのです。

基本となる動作はシンプルなのですが、
アレンジ次第でいかようにでもなる。
若者好みの激しい踊りにでもなる。

これ全国展開したら、えらく盛りあがるんじゃなかろうか?!

と、勝手にひらめいたような気になった出来事なのでした。
祭りにおける「踊り」に、地域・日本・世界を元気にするなにかが
有るような気がしたのです。(いや、真面目に)

というか、え〜、君、祭りの楽しさ知らなかったの?
と聞かれそうですが。

・・・はい、そうです。

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東京に帰った後、
残念ながら神楽坂の阿波踊りは終わっていたのですが、
まず下北沢に参加してみたのです。


・・・


イェ〜イ、格好良いぞ〜、いやっほう〜い!!

とまで叫んだかどうかは定かではありませんが。笑
ハマりましたね〜。
一緒に行った娘も大喜びで、
踊りの群れに、両手を広げて突っこんでいくのを必死に食い止めてました。

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そして今でも、
娘は自分でオムツの後ろにウチワを斜めに刺して
「ヤトサーヤットサーしようよ〜」と誘ってくるのです。
確かに背中に刺してたね! 子供の観察力は凄いですね。
時々一緒に踊ってます。





・・・・
それぞれの地域の伝統の踊りも、
元をたどれば、それも地域振興から始まったものも多いようですし、
いつかの時代に、外から取り入れたものも多く有るのではないでしょうか。

地域独自の伝統も勿論大事ですが、
あまり「独自さ」に拘ることも無いのではないだろうかとも考える。
楽しくなれればそれで良いのではないだろうか。
面白いことはドンドン取り入れて、自分たち流にアレンジしてしまう。
それが元来の日本人気質なのかもしれません。

祭りや儀式は「願い」から生まれていると聞きます。
今有る「願い」を、新たな祭りとして踊ってみても面白いのでは。

観光目的だって何だって良いと思う。それも「願い」なわけだし。
願いがあって、踊って、楽しくなって、誰かがそれに呼応すれば、
成功なんじゃなかろうか。





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2012.09.08

■ 住宅のアプローチ・構えの風景との関わり-最終回

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短期連載の最終回のお知らせです。

誠に正直な気持ちで書いておりますが故に
ちょっとこっぱずかしく躊躇していましたが、
途中までお知らせしていたので、
最期までお知らせすることに致します。

長いこと引っかかっていたことを再構成し、
幾分スッキリした気持ちではあります。

何かが出来たわけでは無いのですが、
最期までポジティブにとらえ直したことは
私の中で一歩前進。

さーて、次の展開に進むことに致しましょう。





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■ 杉の一本乗りに挑戦

1ヶ月前、徳島県木頭の林業見学の際に、
木頭杉の搬出法として古くから伝わる伝統芸
杉の一本乗りを体験しました。

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これがその場所

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格好いい写真ですね〜。参加メンバーの西山さんより頂いた写真

正しい乗り方の動画はこちら↓
http://www.youtube.com/watch?v=CrAMJKZ7DLQ

わりと私の得意分野なのかなと思っていたのですが
丸太を安定させることすら難しく、2時間半の中で掴めたことは
次ぎに繋がる可能性くらいでしたが、
皆で真剣に取り組んだ一体感みたいなものが
一つの濃い思い出になりました。

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練習風景。皆さん超真剣。南雲さんより頂いた写真。

身体を使って新しいことに挑戦する事は、大事な事だなあと実感。

その後、クタクタな身体で、かつて林業関係者が利用していた宿へ。
直後の、熱めで絶妙な湯加減のお風呂がまた最高でありました。

そして、奈良県吉野から来たメンバーによって、
吉野でも杉の一本乗りをやろうという活動が開始された模様。
面白いことはどんどん取り入れて広げる。とても良いことだと思います。

地域の伝統といわれているものも、
いつかの時代に外から伝えられ取り入れられて
始まったものも多いのではないかと思います。
人が違えば、必ず違う独自なものになるのでは。と考えたりします。
伝統が、今から始まってもいい。

徳島県木頭と奈良県吉野は古くから技術的なやりとりがあり
杉と土を積み上げて作る、急峻な吉野での小規模林道の建設方法が、
ここ木頭にも伝えられているのだそうです。

話がそれましたが、
知る・親しむ・広げるという意味では、
大人の川遊び・スポーツとしても楽しいのではないでしょうか。
大会なども開かれているようです。
http://ipponnori.blog.fc2.com/

私はと言えば、空港の搭乗待合い席で眺めた阿波踊りDVDに魅せられ、
この夏は、東京で行われた阿波踊り(徳島)や、よさこい(高知)の祭りをいくつか見て回ったのでした。この話はまた後ほど。






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