カテゴリー「■g1. SCENE 1:海」の4件の記事

2007.08.21

残暑お見舞い申し上げます

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Kazuro Otsubo Architects  大坪和朗建築設計事務所
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2007.03.10

海03:生と死が調和する場所

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海は、生と死が調和する場所。
雄大な時の流れと、はかない時の流れが見える場所
だから惹かれるのではと考えたりします。


考え過ぎでしょうか?


寄せては返す新しい波。
陸地に向けて吹き続ける新しい風。
風が残した砂丘と風紋。
砂丘に飲み込まれ枯れてしまった木々
一方で一面に芽吹く地被植物。
生と死が調和し、生の中に有る死も風景の一部として美しくもあります。
砂や貝殻も、一つの命の終わりの姿のはずですが、
私たちはそれについて、ただ美しいとしか考えない。
これはおもしろい感情です。これが人骨だったらはたして美しいと感じるのでしょうか?
いや、きっと、美しい、ということになるのでしょうか。


この一枚の写真の中に
様々な生物の足跡が見えています。
かつて生きていた生物の痕跡も残っています。
今は死んでいても、風景の中で生きているともいえます。


自然の中に、一時描かれた足跡が、景色を構成している。


自然という大きな時間の流れの中では、人間がやることもこれと同じはずです。
ちょっと残した足跡が、美しい景色を構成していたら、いいですよね。


建築に当てはめてみましょう。


生の中に死の要素があり、それらが調和し、全体として美しい建築・・・
はたしてそんなことが出来るのでしょうか?


雄大な時間の流れと、はかない時の流れが同時に感じられる建築。
と、言い替えることも出来るでしょうか。


建築に水を用いるのは、そういうことかもしれませんね。
動かない建築に、時間・時の移ろいという要素を加える。
それによってお互いがより強調される、


動かない物に永遠を感じ
移ろう物に生を感じる




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2007.03.03

海02:緩やかな曲線に囲まれる場所

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海は、緩やかな曲線に囲まれる場所

この優しい曲線、隆起する曲線に

いやされ、刺激を受けます。

これらの風景に触れたとき、

造形物への創作意欲が湧き上がってくるのです。

自然の風景と建築は、

とても似たものだと

感じています。

皆さんはどう思いますか?


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海01:全てが始まる空間

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このシリーズでは

私の大好きな空間「海」について、

感じたことなどを書いていこうと思います。

なぜ、建築専門のコラムで「海」なのでしょうか。
私にとっては、目に見える物全てが
造形物であり、建造物(建築)なのです。
皆さんはどうですか?

「住宅」も、「その他の建築」も違いは有りません。
「心地よいと思える空間を創り出すこと」
これは全てに共通することです。

人が無条件に求めてしまう空間の中に、
人が求めるものの要素が詰まっていると考えます。
それを分析することで何か見えてくるかもしれません。

そんな、心に響く空間を、創れたら最高です。

さて、とにかく、無条件に、海が好きなのです。
気持ちをリセットさせたいときは大方行きつけの場所に行きます。
海には、新しい物が生まれようとする空気を感じます。
人間の背景に流れる広大な何かを感じることができるような気がするのです。

自分(人類)はここから生まれてきたのだな、ここが始まりなのだと思わせる何かが有ります。
海は「新しいエネルギーが流れている場所」なのだと、どこかで読んだことがあります。
それなのでしょうか。初心に戻れるような気がするのは。
なぜか自分の過去や未来や、地球や生物の歴史のことまで頭に浮かび、リセットされます。

この嵐の海の風景、全ての始まりを感じます。

こんな場所に住めたら最高です。
嵐の日に、海を望む家、建てませんか?

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