カテゴリー「■x4. ヨーロッパ建築考 - スイス」の4件の記事

2012.05.26

■ 小さな町 の 小さな橋 スイス

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スイス ティチーノ ジョルニコ の町にかかる橋
この町に訪れた目的は、コンクリートの箱のようなギャラリーを見るためであったのだが、
この橋や、町の様子がとても良い感じだったので。
急ぎ足だったが、幾つか写真におさめた。

いったい何がいいんでしょうねぇ

・谷間の風景と橋という組み合わせ
・石と緑の風景
・小割りの丁寧な石積み、素材感
・小さなスケール感
・光の感じ

などでしょうか。

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岩の上に乗ってます

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ここはどこだったか、1枚目の右奥に見える教会だったか、町の一角か。

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綺麗に分けられた舗装。良い感じに曲がった小径。

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小さな橋の上流側に見える別の橋。アーチが非対称ですね。







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2010.11.20

■ 木の教会 スイス

先日整理したHPコラムページですが、
イタリアとスイスが極端に少ないのに気づき、
今山に行きたいと言うこともあり、改めて スイス をピックアップ。

山のスイスと言いましても、旅行の目的はやはり建築です(笑)。
建築と共に風景を見ているわけです。

場所は、クールという町から少し離れた、スンヴィッツという村にあります。
無人駅(だったと思います)で電車を降り、このような景色の中、
山の斜面をくねくねと上がっていきます。

途中山羊の小屋がまた、静かな佇まいで美しいのですが、それはまた後ほど。

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ハイジになった気分です。

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そして、下草の生える砂利道の向こうにそれは現れた。
建築家ピーター・ズントーの聖ベネディクト教会です。

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斜面の下に下りて見上げる。

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シングル葺きの外壁。良い質感・色。

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内部は簡素な仕上がり。

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光。


教会を出た私は、用もないのに、
引き続き山の斜面を登り続けた。
教会を見にここまで来た中で、山にそこまで登った人は、
そうはいないだろうと思っていますが。いかに?

※ 2度目のヨーロッパ建築旅行の前半、
フランス北部のモンサンミッシェルで、
引き潮の間際に一眼レフカメラを浜辺に落とし、
海水が入って故障してしまったため、
泣く泣く、現地調達したバカちょんフィルムカメラで撮影、
ピント・露出があまりよく無いのが、非常~に残念であります。
(よって世にも美しいモンサンミッシェルの写真は・・・無いのです。)


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2006.10.24

■ 建築の 静 と 動 <その2>

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建築の 静と動<その1> の続き

日本の建築と風景の関係は、どちらかというとスイスの関係に近いのだと思います。日本にはスイスほどエネルギッシュな山々は身近に有りませんが、遠くの山や近くの小さな山との関係から、民家やお寺の構え、町並みが形成されていたのは皆さんもご存じかと思います。
「鎮守の森」「借景」「富士見坂」などの言葉は風景との関わりを表しています。

しかし、このような関係が成り立つのは、周りの風景がよく見えていた頃のことでしょう。
現代の都市環境や、現代の住宅街で求められるのは、恐らくもう一つの関係性になるのだと思います。建築が立ち並び、周りが見渡せなくなったとき、人間はシンボリックなものを求めるのだと思います。

現代の住宅街という環境の中で、そのような欲求が生まれてもおかしくないわけです。
現代建築がモダンを主張するのもそのような理由からかもしれません。主張するも良し、同化させるも良しです。
皆さんはどのような空間に住みたくなるのでしょうか?

勿論、解は様々存在します。冷静なのにダイナミック、シンプルなのに適度に刺激的、落ち着くけど楽しい、etc...。
選択肢は決して2極では有りません。
両極の要素を一つの空間にまとめ上げることも出来ます。

私達は、敷地と周辺環境と依頼主の欲求を総合的にお伺いし、最適な解を見つけていきたいと考えています。

※ 写真はスペイン南部グラナダの町並み。地形の起伏に沿って隆起する建築群の中心には教会の尖塔が見えている。



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■ 建築の 静 と 動 <その1>

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建築・住宅のデザインあるいは状態には、はたして静と動のどちらの状態が求められるのでしょうか。

私はしばしば考えることが有ります。もちろん2極論ではないのは明らかですが、2極化してみることで見えてくるものも有ります。

・人間は、住む場所の内部空間に、静かな場所を求めるのか、勢いのある空間を求めるのか。

・建物の外観に、静けさを求めるのか、ダイナミズムを求めるのか。

・周囲の環境に対して同化を求めるのか、突出を求めるのか。

・自然風景あるいは都市風景の中でどう有るのが適切なのか。

・あるいは適切かどうかを超えて求めてしまう状態はどちらなのか。

私の中でとても印象に残っている経験が有ります。
それは、スイス南部の現代建築を見て回ったときのことです。私はスイス民家と風景の関係の中に面白い関係を発見して一人喜んでいました。

風景全体の印象は、とにかくむき出しの山々がエネルギッシュで、その谷間に集まる民家や街はとても「冷静」で、シンボリックな建物があまり見当たらないのです。スイスの山裾に住む人々の心のシンボル・アイデンティティは恐らく、背後にいつも佇む山々に有るのだと考えます。その風景の中では、建築がシンボリックだったり、ダイナミックである必要が無いのだと思います。きっと人間の作るシンボルなど、それらのエネルギッシュな山々を前にして、ちっぽけで、陳腐なものに感じられるに違いありません。

それに対して、フランスやスペインなど突出した山などが無い緩やかな土地には、シンボリックでダイナミックな建物が見られます。

人間は、静と動のバランスの中で何か不足している物を求め、創り上げるのだと思います。


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